個人型確定拠出年金制度“iDeCo(イデコ)”で
選ぶ運用商品は、口座を開設した銀行や証券会社で
用意されている金融商品の中から選択しなければなりません。
運用成績がいいものを選択するのはもちろんですが、
国の委託期間先に支払うコストが167円/月かかる上に、
運営機関管理手数料のほか、投資信託の運用報酬が
かかります。
出来るだけコストが安い金融機関を選択すべきで、
楽天証券やSBI証券などのネット証券会社なら
コストが安いのでおススメですね。
おすすめの運用商品
さて、肝心な運用商品についてですが、
株価指数に連動するインデックス投信、株価指数を
上回るように運用するアクディブ投信の2種類に
分類されます。
インデックス投信の方が手数料は安いです。
アクティブ投信も運用成績が高ければいいのですが、
大半はインデックス投信の成績に及ばないようです。
運用が長期になると、信託報酬の差によって
受取金額に差がつきますことからも、
どういう商品を組み合わせていくか研究していく
必要があります。
投資信託が豊富なのは野村證券(
年間の口座維持手数料は計6,108円)で、
DC外国株式(0.22%~)、DC国内債券(0.16%~)、
DC外国債券(0.21%~)と、コストが極めて低いです。
一方、定期預金が中心であれば、
スルガ銀行(年間の口座維持手数料は2,004円)
がおすすめですね。
スルガ確定拠出年金スーパー定期は、1年、3年、
5年物があります。
ネット証券で有名な楽天証券ですが、
口座管理料手数料無料のキャンペーンが行われており、
残高または拠出額が10万円以上だと条件クリアとなり、
手数料が無料になります。
扱う金融商品について、国内株式を対象にした
「たわらノーロード日経225」などが運用報酬0.21%~、
国内REIT「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」が
0.28%~、海外株式を対象にした
「たわらノーロード先進国株式 」などが0.24%~なっています。
まとめ
“iDeCo(イデコ)”では、口座開設をした金融機関で
用意された金融商品の中でしか選ぶことが出来ません。
そのため、出来るだけ運用報酬が安いものを中心に
選ぶとよいでしょう。
概して、銀行はコストが高めですが、
スルガ銀行であれば元本が保証された定期預金を
中心に運用が可能です。
ネット系証券会社であれば運用コストが安い一方で、
野村證券など大手証券会社なら運用商品が豊富なため、
どういう商品を組み合わせていけばよいか研究する
必要があります。
投資の勉強を怠らないようにしましょう。