2017年1月から、国民のほぼ全員が
加入することが出来るようになった
個人型確定拠出年金“iDeCo(イデコ)”ですが、
投資を勉強したことがないと、
どの金融商品を選んでいいか分らないですよね。
ポイントとして、公務員の方であれば月々の
拠出金の上限が12,000円と少ないことから、
金融機関に払う手数料が安い方がいいでしょう。
コストの安い金融機関
そこで、口座管理手数料、運用報酬が安いところを
ご紹介します。
まず、国の委託機関先に払うコストとして、
加入時に2,777円、積立期間中に167円/月、
受取時に432円が加入者全員にかかりますので、
これを削減する方法はないことを忘れないように
しましょう。
その上で、口座管理手数料が銀行や証券会社によって
違っているので、安いところを利用するのが
オススメです。
口座管理手数料が安い金融機関として、楽天証券、
SBI証券、スルガ銀行であれば無料です。
月々わずか数百円の差であっても、
運用期間が長くなればなるほど総額で差が出てくるので、
注意が必要です。
その次に、金融商品の信託報酬が安いところを
選びたいものです。
投資信託の種類として、インデックスファンド、
アクティブファンドの2種類があります。
インデックスファンドは、株価指数などに連動するもので、
運用報酬は安いものが多いです。
アクティブファンドは、独自の方針で運用し、
収益を追求していくので、報酬がインデックスファンドより
高くなり、リスクも高くなります。
インデックスファンドで報酬が安いところの例として、
次の商品があります。
運用対象 | 取り扱い | ファンド名 | 運用報酬 |
日本株式 | みずほ銀行 | DIAM DC 国内株式インデックスファンド | 0.155% |
先進国株式 | SBI証券 | DCニッセイ外国株式インデックス | 0.210% |
日本債券 | SBI証券 | 三菱UFJ国内債券インデックスファンド | 0.120% |
先進国債券 | 楽天証券 | たわらノーロード先進国債券 | 0.200%. |
まとめ
個人型確定拠出年金“iDeCo(イデコ)”に加入すると、
自分でリスクを負いながら金融商品を選択して
いかなければなりません。
月々の掛金の上限が決まっているので、
口座管理手数料や運用報酬料の安い投資信託
を選ぶとよいでしょう。